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大改造!!劇的ビフォーアフター 半蔵坊

富士山御殿場口登山道 新6合目(標高2590m)に、長い間、休業中の山小屋がありました。

御殿場口は5合目から7合目まで約5時間、営業している山小屋が無いため、登山初心者には過酷な登山道となり、急な天候悪化や事故にもすぐには対応できません。
2020年の夏、この現状に心を痛めた7合4勺わらじ館の主人が、何とかこの山小屋を再生し、登山道の安全とかつての御殿場口の賑わいを取り戻そうと立ちあがりました。

わらじ館もかつては廃屋同然の状態でしたが、かろうじて屋根が残っていたため倒壊は免れていました。
しかしこの山小屋は。。。

新たに「半蔵坊」と名付けられたこの山小屋を、ボランティアの手を借りつつ自力で再生を始めました。。。

 他の記事はこちら
  2021年 半蔵坊 ビフォーアフター(リフォーム編)
  2022年 半蔵坊 ビフォーアフター(営業再開編)

注)この記事は、某人気テレビ番組とは関係ありません(^^;

小屋開け

数十年ぶりに山小屋を開けます。
山小屋の入り口は施錠され、外観はしっかりしているように見えましたが。。。

砂礫

建物の後ろ側は、富士山の砂礫に埋もれかかり、、、

屋根

なんと屋根には落石のため、大きな穴が開いていました!!!


室内

室内には砂礫が積もり、、、柱も一部損傷し、、、
厳冬期の積雪や雪崩で倒壊しなかったのが不思議なぐらいです

こんな状態でも、建物自体はしっかりしているので、落石のダメージさえ修復すれば何とかなりそうですが。。。
砂礫の除去

まずは屋根や小屋の周囲に積もった砂礫を除去します
人の手で掻き出すにはとても無理な量で、ここは重機が必要になりそうです

屋根の穴

とりあえず屋根の穴を、応急修理で塞ぎます
これで室内に砂礫が入る心配が無くなり、冬季の積雪にも耐えられるでしょう。

荷物

数十年も室内に保管されていた荷物を取り出し、使えそうなものを点検しながら片づけていきます

2021年へ続く。。。

いくら片づけても終わりが見えない、、、果てしない作業にも思えます
はたして2021年登山シーズン開幕までに、営業再開できるのでしょうか???


  2021年 半蔵坊 ビフォーアフター(リフォーム編)


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